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火災保険の保険金額の設定は、区分所有しているマンションの戸室の再調達価額で設定しましょう。
建物の再調達価額とは、新たに建築または購入するのに必要な金額のことで、再調達価額を保険金額として設定することによって、火災などによって損害が発生した時に今までの建物と同等のものを建てることができます。
評価額よりも低すぎる保険金額を設定すると、十分に保険金が支払われない場合があります。また、保険金額の設定が評価額よりも過大に設定してしまうと、保険料の無駄払いとなることがあります。
保険金額の設定は「新価」(再調達価額)でのご契約をオススメします。
区分所有しているマンションの戸室を対象にする火災保険で、対象部分の保険金額を設定する場合は、マンション購入金額をそのまま保険金額に設定してはいけません。
「新築費単価法」という評価方法によってマンション戸室の評価額を算出します。
(マンションの購入金額の中には、土地代、共用部分の価額、建築費、経費なども含まれています。土地代などは保険の対象にならないので保険金は支払われません。そのため保険の掛け過ぎになるおそれがあります。)
新築費単価法により保険金額の算出、設定をします
新築費単価法は、保険会社が評価する「評価額」の計算方法で、マンションなら専有面積や柱・壁などの構造から算出されます。
その算出された金額「再調達価額(新価)」を保険金額に設定します。
分譲マンションには「専有部分」と「共用部分」を分ける基準が2つあります。
どちらかの基準かによって、専有部分の範囲がかわり保険料にも違いがでます。
専有部分の範囲は、一般的にマンション管理規約等に定められていますので管理規約にてご確認ください。
マンションの戸室(区分所有部分)の専有部分の延床面積により保険料が異なりますので、よくご確認ください。
建物(家財を収容する建物)の面積は、お申込みの際に正しく回答していただく義務があります。(告知義務)
「専有面積」は以下の方法や資料によって確認してください。
建物登記簿謄本・抄本 | 重要事項説明書 | パンフレット・仕様書 |
施工・販売業者に確認する |
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